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パートナー83号 3ページ
2017年04月01日 | パートナー

市民活動見てある記

 静岡市清水区の駒越地区は、人口の31%が65歳以上という地域です。駒越地区社会福祉協議会と駒越地区連合自治会では、少子高齢化が他地域に先行することを見越し、平成18年から高齢者の居場所作りや介護予防から子育て支援まで多様な事業を展開しています。今回は、その中の買い物支援事業の様子をお伝えします。

買い物支援事業 坂道のまち

 駿河湾と富士を望む眺めのよい傾斜地に、家が立ち並んでいます。地元企業で働く人たちが同時期に移り住み、同年代の方がともに年齢を重ねてきました。買い物のために大手スーパーが送迎バスを運行していた時期もありましたが、2年足らずで打ち切りとなりました。さらに、近くにあった大型スーパーが移転し、荷物を持って坂道を上り下りするだけでなく、車での移動が必要になりました。「買い物のための足が欲しい」という多くの要望に応え、駒越地区社協は車両を購入し、買い物支援を始めました。

車はコミュニケーションスペース

 ドライバーはバスの運転士を長年務めたという望月さん。快活にジョークを連発しながら、ピックアップの場所を廻り、乗り合わせた人たちも近況から時事問題まで賑やかな会話が続きます。買い物という目的だけでなく、互いの健康状態を気遣いながら交流をする場にもなっています。

 制限時間40分の週に一度の買い物とあって、みなさん必要なものを手際よくカートに入れていきます。荷物が多くても、自宅近くまで送ってもらえるので大変助かります。

支援事業、これから

 事業は、現在静岡市の補助を受けて運営しています。車両の維持のための費用がかかります。補助金があることで、受益者から負担金を受けることができないために、不足分は募金に拠っています。

また、運転を引き受ける方がなかなかいない、というのも課題の一つと聞きました。

 

会長の深澤俊彦さん 実際に添乗してみると、乗降時の介助や、荷物の積み込み、健康状態の確認をしながら何度も往復するのは簡単なことではありません。高齢化が進めば、サービスの需要はさらに増えることが予想されます。「ヒト」「モノ」「カネ」はどんな活動にもついてくる課題ですが、多くのまちが抱える高齢化問題に、住民主体で取り組む先駆的な事例です。今後の発展的な継続と、他地域への波及効果に大きな期待が寄せられます。


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