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パートナー68号 3ページ
2014年08月01日 | パートナー
市民活動見てある記

 2013年7月、(一社)静岡県労働者福祉協議会の呼びかけに応え検討委員会がスタートし、2014年1月からは設立準備会として熱心な協議を重ね、準備は進みました。

拡大する貧困問題

 リーマンショック以降、仕事を失い行き場のない人々が増え続けています。県内の生活保護家庭は2万世帯と言われさらに増加の一途をたどっていますが、公の支援の対象とならない人々は更に増え続けているといいます。しかし、申告により生活保護を受ける人の数は把握できても、保護を受けられず食事に事欠き、住む家がないという人の数は具体的に知る術がないというのが現実です。

食を通しての支援 フードバンク

 日本の食料自給率が4割を切っている現実の中、食べられるのに廃棄される1年間の食料は、米の年間総生産量とほぼ同じ。その「もったいない」食料を困っている人に手渡すシステムがフードバンクです。特に生産ベースで発生する廃棄食料には膨大な処分費用もかかります。それを活用することができれば、企業の経費節減になり、困っている方への支援につながります。

ふじのくにフードバンク

 2014年5月19日「フードバンクふじのくに」は正式に誕生しました。9つの構成団体と5つの運営協力団体からなる組織です。これほどの団体が協力してフードバンクを設立した例は全国でも珍しく、関心が高まっています。
( http://foodbankfuji.eshizuoka.jp/ もご覧下さい)

市民活動見てある記
市民活動見てある記

 設立記念フォーラムでは、フードバンク山梨の米山恵子理事長、フードバンクふじのくにの日詰一幸理事長(静岡大学教授)と、事務局長を務めるNPO法人POPOLOの望月健次理事長によるトークセッションが行われました。

 フードバンク山梨は、米山理事長はじめ多くの熱意ある個人からスタートした団体ですが、すでに県内各地の行政と連携し、さまざまな企業の協力を得ながら、支援を求める家庭に食料を届けています。また、POPOLOも生活困窮者支援に取り組んできた団体です。全県的にフードバンク事業を展開している山梨の応援やPOPOLOの実践に加え、各セクターの組織的な支援が期待できる民間組織として、フードバンクふじのくに寄せる期待は大です。

 フードバンクを通じて自分たちが暮らす社会を見直し、「食」を通じて人と人とが繋がり、助け合う社会づくりを目指したい、「もったいない」が「ありがとう」に当たり前になる世の中になって欲しい、と理事長を務める日詰一幸さんは語ります。

 団体設立とほぼ同時に事務所が開設され、届けられた食料が集まっています。しかし、1人あたり1週間に必要な量の目安6kgを恒常的に供給するにはまだまだ足りません。認知度を上げ、支援者を増やすことは急務です。また、行政の保護を受けられず人知れず困っている人たちを見つけ出すことも必要です。さまざまなネットワークを活用した共助社会の実現のために、市民活動団体のみなさんの力をお寄せください。

市民活動見てある記
パートナー

静岡市清水市民活動センター情報誌「パートナー」68号目次
●地域課題の解決に、多様なセクターの協力で取り組もう≫
●センター事業のご案内≫
●地域メディアとの協働>FMしみず≫
●リレートーク NPO法人POPOLO 鈴木和樹さん≫
●市民活動見てある記 フードバンクふじのくに
●NPOワンポイント NPO法人の「解散」という選択肢≫
●清水市民活動センター8周年記念事業≫
●しみず・コレなあに?≫
●センター日和≫

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