「災害時のデマやフェイクニュースの見極め方」
2024年3月16日(土) ゲーム形式で学ぶ「災害時のデマやフェイクニュースの見極め方」を開催しました。
この講座はLINEみらい財団が提供している情報訓練ツールを利用し、災害時を想定した「情報カード」を見ながら、SNSやインターネットでの情報収集・発信に必要とされる基本を体験してもらいました。
13名の参加者を3人〜4人のグループに分け、水害や地震想定した課題を個人で考えた後にグループ内で相談しながら意見をまとめ、全体に発表しました。
講座の進行内容は次のとおり。
1.情報収集編
SNSやネット上の情報の信頼性を見極める訓練として、「大型台風上陸に伴う避難の場面」・「地震が発生し交通機関が停止した場面」の異なる設定で、複数の情報カードを「信頼性が高い」「信頼性がやや低い」「信頼性が低い」に振り分けしました。
災害情報の収集のキーワードは、『だ・い・ふく』。
『だ』・・・誰が言っているのか
『い』・・・いつ言ったのか
『ふく』・・複数の情報を確かめたか
このキーワードを意識し、正確な情報を見極める事を学びました。
2.情報発進編
災害時のSNSはどのような活用事例を紹介し、用意した情報カードを「発信しても大丈夫」「発信して良いか悩む」「発信しない方がよい」に振り分けました。
災害情報の発信のキーワードは、『あ・ま・い』。
『あ』・・・安全を確認しよう
『ま』・・・間違った情報にならないか
『い』・・・位置情報を上手に使おう
被害状況写真の投稿を想定して「誤解されない文章」を考え、必要なことを正確に伝える体験をしました。
3.情報防災バック編
台風接近や地震ごの避難時に、どんな情報が必要かを想定し、グループで意見を出し合いました。
情報防災バックのキーワードは、『こ・し・あん』。
『こ』・・・行動する前に確認しておく情報
『し』・・・信頼できる最新の情報を確認するための方法
『あん』・・安否情報などを共有するための方法
発災時用に用意している防災バックのように、情報発信用の体裁などの用意が大切であることを学びました。
各グループワークショップでは、簡単そうに思える情報分類でも、悩ましい情報も含まれる中、「分類の決め手」・「根拠は何か」など、各グループとも熱のこもった意見交換が印象的でした。
アンケートからは、「イメージがつけやすかった」・「キーワードが良かった」・「有益だった」・「友人や仲間、自治会役員とのシェアをしたい」・「判断の基準が明確になった」などの意見をいただきました。
<このチラシ>
2月17日(土)に、第2回令和5年度利用登録団体連絡会議を開催しました。
今回は、26団体25名が参加しました。
第1部は、令和5年度後期に行った事業の報告を行いました。
第2部は、グループに分かれて「みんなで解決!!ドリームミーティング」というワークを実施。
このワークでは、架空の市民活動団体である「ミナトック」が直面している問題を、各グループごとにアイディアを出し合い、解決に導いてもらいました。
ミナトックが直面している問題の原因を想像し、解決につながりそうなアイディアを出し合いました。
ワークの後は、グループで出たアイディアを発表してもらいました。
『ミナトック』という架空の団体が抱えている問題にも関わらず、自団体にも目を向ける機会にもなったようで「マンネリしている運営側の体制を考え直すきっかけになりそう」という感想を述べている人もいました。
<このチラシ>
〜「もったいない」から「ありがとう」へ〜
2024年1月20日(土)、「プロが解説!!寄付集めのポイント」を開催しました。
講師は、日本ファンドレイジング協会認定ファンドレイザーの木下聡さんです。
今回の講座は、実際に「寄付集め」の際の大事なポイントを学んでいきました。
講師が用意した寄付集めの事例は、全部で10件。
これらの事例を、講師の経験を踏まえて解説してもらうことで、具体的かつわかりやすい講座になりました。
「どういったところから動いていくのかという点で悩んでいるだけで、意見も出ずにいたので、話し合うための参考となりました。」
「お金集めの必要があっても、どうしたらいいのかわかりませんでしたが、とっかかりの情報を頂きました。」
という感想も聞くことができ、受講者の悩んでいた部分をフォローすることができた講座となりました。
<この講座のチラシ>
「市民活動FESTA2023」
開催期間: 2023年10月7日(土)〜11月26日(日)
会 場: 静岡市清水市民活動センター、次郎長通り商店街(11/26)
市民活動に出会ったら、仲間・楽しさ・つながり・笑顔とふえるものがたくさんあります。地域を良くしようと活動する市民活動団体を紹介しながら、市民活動の「ちょっといいこと」を伝えるイベント・展示を開館17周年記念事業として開催しました。
○ 市民活動ブース@ジロチョウマーケット
開催日: 2023年11月26日(日)
会 場: 静岡市清水市民活動センター、次郎長通り商店街
昨年に引き続きセンターを飛び出し、地元で開催される次郎長通り商店会のイベント「ジロチョウマーケット」に市民活動ブースを出展し、様々な分野で活動する14団体が参加しました。
800人以上の来街者が訪れ、ブース出展した市民活動団体の活動を知ってもらう出会いの場になりました。
企画については、6月から11団体12名の17周年記念事業実行委員会の皆さんが準備を進め、このイベントを盛り上げてくれました。
●企画1 出会えるBINGO
当日来場した人に、多くの市民活動と出会ってほしいという想いをこめ、実行委員会で企画しました。ブース出展団体が用意したミッションをクリアしてビンゴを作り、ゴールである清水市民活動センターに来館してもらいました。市民活動をセンターに来場した人は、総勢283人。「はじめて来ました」と言いながら訪れた人もいて、市民活動やセンターを知っていただく機会になりました。
●企画2 ちょっとなつかしいゲーム大会
市民活動ブースのにぎやかしイベントとして、「缶つみ」「輪投げ」をおこないました。ゲームに使う備品を実行委員会メンバーで作り、ちょっとなつかしい手作り感のあるあたたかいイベントになりました。子どもから大人まで楽しくご参加いただき、イベントの盛り上げに大きく貢献しました。
イベント開催にあたり、駐車場の提供・機材提供・ボランティアの取りまとめなどに下記企業、団体のみなさまにご協力をいただきました。
巴包装株式会社さま、清水海洋少年団さま、NPO法人かっぱらぱ編集室さま、株式会社次郎長屋さま、認定NPO法人静岡県ライフセービング協会さま、ボランティアセンター清水さま (順不同)
○「活動紹介パネル展・コンテスト」
展示・投票期間: 2023年10月7日(土)〜2023年ン11月26日(日)
38団体のパネルが集まり、Facebookへの掲載および館内に展示しました。 コンテストは、今年も昨年に引き続き「来館」と「Facebook」での投票で行い、「色やデザインがGOOD!(映えパネル賞)」・「活動に感動!共感!(応援したい賞)」の2つの賞を設け、それぞれ得票数の多い2団体を表彰対象としました。皆さんはパネルを見て、どんな所に評価してくださったのでしょうか?
投票総数「映えパネル賞」952票・「応援したい賞」1,233票の中から選ばれた団体は次のとおりです。おめでとうございました!
★映えパネル賞・応援したい賞 清水おやこ劇場
★映えパネル賞 清水区観光ボランティアガイドの会
★応援したい賞 NPO法人かっぱらぱ編集室
★審査員賞 NPO法人複合力
審査員 佐野立樹 氏(Webデザイナー)
佐野氏には、17周年のテーマ「市民活動に出会ったら、ちょっといいことがふえた」に沿った表現やデザイン性を総合的に評価し、選出して頂きました。 パネルと会話しているように、じっくりと各団体の想いを感じとられていました。
受賞団体へのメッセージ
この度は『審査員賞』の受賞、おめでとうございます!私が、貴団体の活動紹介パネルに対し、とりわけ「素晴らしい!」と感じさせていただいたのは、以下の点でございます。 ・“これまで”の歩みが、きちんと発信されていた ・“これから”のビジョンも、きちんと発信されていた ・そこに向けて、“いま”なさっていることが明確だった ・参加されている方々の表情から、充実感が伝わってきた Vision、Passion、Action…この3点が伴っていらっしゃるということが、文字情報や写真から、とても強く伝わって参りました。これは、普段からご自身のご活動に向き合っていらっしゃり、それを言葉にして発信なさっているからこそ成せることだと思います。その積み重ねが、見事に1枚のパネルの中で表現されていると思いました。こうした貴団体のご姿勢は、市民活動のみならず、どんな取り組みに対しても共通して言える、非常に大切な要素だと思います。重要な「学び」、そして「気付き」を、ありがとうございます。
【参加パネル一覧は市民活動FESTA2023特設ページをご覧ください。】
○ 階段展示「教えて!! 市民活動に出会ってふえた『ちょっといいこと』」
展示期間: 2023年10月7日(土)〜2023年11月26日(日)
市民活動をしている人に、今年のテーマである「ちょっといいこと」を教えていただき、展示をしました。20代の若者からはじまったインタビューのリレーは、地域で活動している人達にバトンが渡り、新たな出会いにつながりました。センターとしても「新しいつながり」という「いいこと」がふえる展示企画となりました。
○ 「17周年 共催・協賛事業」
開催期間: 2023年10月7日(土)〜2023年11月26日(日)
この開館17周年記念事業の趣旨に賛同した団体が清水市民活動センターと一緒に、地域の活性化や課題解決に向けた取り組みに関する講座・イベントを開催しました。
17周年 共催事業(センター施設内で開催)
●NPO法人かっぱらぱ編集室 「子どもと関わる人のための実践心理学講座」
●アジア近現代の会 「清水人物伝 兼子善信氏を偲ぶ」
●cocore 「みんながつながる Good day!」
●ミモザの会 「エコなくらしの一歩 みつろうラップワークショップ」
17周年 協賛事業(センター以外の会場で開催)
●清水ふるさとガイド研究会 「しみず界隈・家康公史跡を歩く」
【共催・協賛の詳細は市民活動FESTA2023特設ページをご覧ください。】
○ 17周年記念事業の振り返り動画(2024/01/10 更新)
展示企画、共催・協賛事業を実施した様子や、メインイベントの制作過程・当日の様子などを紹介しています。
ぜひご覧ください↓↓↓↓
または動画はこちら(Yotubegaが別ウィンドウで表示します)
17周年記念事業にご参加・ご協力いただき、誠にありがとうございました。
PDF文書 (5,069KB) ▼開館17周年記念事業案内チラシ≫
2023年12月17日、清水日本語交流の会との共催イベント「おにぎりをにぎろう!」を開催しました。
日本の文化を触れたり、体験したりする機会が少なくなっている中、日本語を学んでいる皆さんにおにぎりの作り方を通じて日本文化を体験してもらおうと企画したイベントでした。
自分たちでお好みの具を入れておにぎりをにぎり、作ったおにぎりを食べながら交流の時間を楽しみました。
「作ってみるのは初めてだったけど、美味しかった」「家でもつくってみたい」という声が多く、参加者から大変好評でした。
認定NPO法人フードバンクふじのくにからの食品提供があり、今回実現したイベントでした。
清水市民活動センターの主催する利用登録団体連絡会議がきっかけとなり、2つの団体のつながりができました。今後も団体同士のつながりの場を作っていきたいと思います。
2月3日 決算書作成講座を開催
年度末を控え、多くのNPOも決算の準備が始まるこの時期。
NPO法人ボランタリーネイバーズの理事長を務め、かつ税理士でもある中尾さゆりさんを講師に迎え、決算書作成の講座を開催しました。
今回は、予算規模の大きい法人も、始めて活動計算書を作る団体も参加し、それぞれに配慮したわかりやすい講座となりました。
インボイス制度や、静岡市でも運用が始まった事業報告書等のWEB申請といった解説も加わり盛りだくさんの内容でしたが、NPO法人としても知っておきたい情報を的確に示していただきました。
「わからない事は市民活動センタースタッフに相談してください」という講師の結びに、センタースタッフは「緊張!💦」。
はい、気を引き締めて対応します!!
<この講座のチラシ>
「ここからネットでできること」』
11月11日(土)9時30分から、静岡市市民局市民自治推進課主催・清水市民活動センター共催で「市民活動ポータルサイト活用講座 ここからネットでできること」講座を開催しました。
ここからネットがどのようなポータルサイトなのか概要を説明した後、参加者が自団体の登録情報の確認および変更の操作手順をパソコンを操作しながら確認しました。
続いて、架空のイベント告知およびボラティア募集情報の登録手順を操作を交えて確認しました。
参加者から、操作内容で疑問に思ったことへの質問がその都度あり、講師の返答にうなずきながら取り組む姿が印象的でした。
清水市民活動センターでは、「ここからネット」の操作で困ったNPO団体のフォローを行っています。
電話での事前予約が必要になりますので、清水市民活動センター(TEL 054-340-1010)へお問い合わせください。
<この講座のチラシ>
【事業報告】「みんながつながる Good day!」
10月28〜29日に、cocoreとの共催イベント「みんながつながる Good day!」を開催しました。
「子どもからお年寄りまでみんなが参加できるアート」をテーマに、次郎長通り商店街と清水市民活動センターで、障がいのある方々が描いた作品を展示するイベントでした。
清水市民活動センターでは、静岡県立清水特別支援学校の生徒さんたちの作品を展示しました。
彩り豊かな作品が並び、館内がとても華やかになりました。
来場者の皆さんが先生の説明に耳を傾けながら、展示をじっくりと鑑賞していました。
次郎長通り商店街も、多くの方でにぎわい、大盛況のイベントでした。
<この講座のチラシ>